こんにちは、イナです。DIYど素人のケージ作り、第3作目です💪
今回は、アクリル風にしてみました(実際はアクリルより安い塩ビ(塩化ビニール)を使いました)。
デグー用ケージとして初回・2回目と自作したケージは問題点がいろいろありました。その問題点を今回は解決しておりますので、なかなか使い勝手の良いケージになりました。
今回は詳しく「使った材料」や「使った金額」、「作り方」を記載してまいります!
🌵第1作目:ガラスのケージ自作の記事
🌵第2作目:木のケージ自作の記事
ケージの材料 アクリルと塩ビ
アクリル・塩ビはなんとっても軽量なのが良い!
デグー用のケージはガラスである必要はないな、とわかりました。
アクリル板を買うつもりでホームセンターに行ったのですが、アクリル板と同じコーナーに塩ビ板が売られていまして、値段の安さで塩ビの方を選びました。
アクリルに比べると透明度は劣ります。
↓少し白くけむった感じに見えます。それでもじゅうぶんよく見えます♪
厚さと透明度
アクリル板も塩ビ板も、さまざまな厚さのものが売られています。当然薄いほど値段が安い。
ケージ正面の塩ビの厚さは、3mmにしました。
ケージ側面の塩ビの厚さは、1mmにしました(1番薄いタイプ)。
3mmだと白っぽく見えていましたが、1mmだと↓こんなにクリアです✨とても見やすい!
ケージ作成 簡単手順
今回のサイズは 幅180cm×奥行90cm です。
いつものごとく、設計図なしで思うがままに木材をくっつけていきます。
1.キャスター付ける
まずは足に100均のキャスターを付けます。計6か所。
キャスターを付けている角材は、180cmの長さのものを1本買い、ホームセンターの資材コーナーで6等分にカットしてもらったものです(ホームセンターで加工料として数百円かかります)。
⇒【追記 2020年8月】180cmを6等分なので高さ30cmの足ということになりますが、高さ45cmの方がより見やすいし手入れしやすいです!
キャスターは、Lサイズの大きめのもので、ダイソーで2個で100円で売られています(在庫少ないようで、ダイソーでも店舗によっては小さいものしか見当たらない場合が多いです。)
動かしてみると、軽い軽い!驚くほどすいすい動きます!
デグーたちを、季節に合わせて風通し良い所に移したり、直射日光から離したり、と移動が多いのでキャスターは必須です。
2.木材をつなぎあわせていく
ホームセンターで買った木材を、ド素人特有の適当さで、思うがままに、つなぎあわせていきます。
★木材は既製サイズのまま(主に180cm/90cm/60cmのものが多く売られていますね)を使うのが、安くて簡単に作れるポイント★
そうそう!新聞紙あって見えなくなっていますが、床面だけは「パネコート」という防水の手入れしやすい床にしています。汚れが染みないように!コーティングされたコンパネです。↓下の写真でチラっと黄土色に見える床面です。
3.側面に塩ビ板を付ける
塩ビ板は柔らかくぺらぺらなので、簡単に木材とあわせてビス打ちすることができます!
3.背面と屋根を決める
ここでようやく、正面の扉をどうしようか、裏面をどうしようか、など決め始めます(遅っ)。
背面は試しに「ワイヤーメッシュ」にしてみましたよ。ワイヤーメッシュにすることで2つのメリットがあります。
- 風通し良くなる
- 小動物グッズを引っ掛けることができる
ワイヤーメッシュのデメリット。
- ✘やはり網目があると中が見づらい。(今回背面だからいいのだけれど。)
- ✘登れてしまう。
デグーちゃんが登れてしまうので、屋根をつけなければいけません。
ホームセンターで↑こんなトタン屋根風のものが売っていました(これも塩ビ素材。軽い)。とりあえず上に乗っけただけ。
4.正面を決める
正面は当然、「透明にしたい」&「掃除しやすくお世話しやすくしたい」!
そこで、思い切って正面すべて引き戸にしてみました。
引き戸となると厚さ1mmじゃペラペラ過ぎて引けないであろう・・・。厚さ3mmにしてみました。
厚さ3mm用のレールを上下に付けて、と。(白いレール)
引き戸の取っ手(ホームセンターで5本で100円で売られていた軽い木)を両面テープでポチっと付けて、と。
横にゆっくりと引いてみた。Oh!引ける引ける、普通に開けることができました!(´∀`)ノ
かかった費用
[レシート]
パネコート(床)1枚 1,890円
足の角材(加工料込) 2,414円
パイン材(加工料込) 8,184円
その他角材・木材一式 4,353円
ビス・金具一式 913円
ワイヤーメッシュ1枚 162円
透明塩ビ板1mm厚×2枚 1,398円
透明塩ビ板3mm厚×2枚 3,628円
屋根塩ビ波板 1,814円
白いレール上下 768円
取っ手木材2つ分 43円
合計 25,567円也
こんな特大サイズのケージは、もし通販で買ったら送料だけで何万ですよ。自作ならではのサイズと金額!!
更なる改善点
おおむね満足ですが、こうすればよかったと思う点を記載しておきます。
- 背面だけでなく側面も、片方だけでもワイヤーメッシュにしてもよかったな。→風通しをさらに良くするため。
- 正面だけは、ケチらず透明度高いものを選んだほうよかったな。
- 木の色がマチマチなので、すべての木材が同じカラーになるよう統一できれば、かっこ良くなるな🍂
デグー達のご様子
こちらのケージには3匹のデグーを入れました。
こんなにトカゲに近づいたのは初めて!!夢の共演!!
木に登るの好きだね、やっぱり💛
(ジジの庭の紅葉の木 伐採 ¥0)
巣穴にも早速入っている(´∀`)ノ
この円形木材はホームセンターで1,077円(※上のレシートには含んでいません。)余った木材を足としてボンドで接着しました。
カゴはニトリの。置いてみた。
あとは、どこまで木をかじられるか! どこまで塩ビ板が傷つかないか! 観察していきます。
⇒【追記 2020年8月】木の柱だいぶかじられました(笑)でもかじられても大丈夫な箇所だったり、余り木材で補強したりで、特に大きな問題なく過ごしております(笑)
追記 改良版も作りました!
【追記 2020年8月】
改善点をクリアしたものも作りました!塩ビ→アクリルにしたらやはり透明度が良くて見やすいです!
足の高さも30cm→45cmと高くした方が、よりデグーちゃんたちを見やすいし、床材の掃除もしやすくなります!
左奥:旧ケージ高さ30cm 右:新ケージ高さ45cm
高くすることでもう1つメリットができました それはデグーちゃんが飛び降りないこと!高いところからは降りない エラいデグーちゃんなのです
しかし今のところデグーちゃん、意外にも登りません。中だけで満足してくれているご様子。今のところは・・・。