おすすめ漫画 『 しっぽの声 』 多頭飼育崩壊などの問題について 

しっぽの声 他の生き物たちのこと

こんにちは、イナです。本屋でたまたま手に取った漫画『 しっぽの声 』🐕を読み、だいぶ考えさせられました。

 

ペットブームの裏で起きている、残念ながらの現実問題。

狭いショーケースでのペットショップ販売、悪質繁殖、多頭飼育崩壊、SNSで販売している繁殖工場、引き取り屋、殺処分問題・・・・・・・・。

ペットを多頭飼育している自分には、すべてが突き刺さる内容でした。

 

悪質繁殖は、もともと生き物好きの人が始めてしまった場合もあります。生き物好きなのに、1匹数万円で一度に10匹も売れたら魔がさしていき・・・。誰しも否定できないことかもしれません。お金に困っていたらなおさら・・・。

ペット(たとえば猫)をかわいがるあまり、去勢手術はかわいそう・家の中に閉じ込めるのはかわいそう・と、自由に外に出したら・・・野良猫が増え、その赤ちゃんたち10匹が殺処分にあっているかもしれない。最悪の場合は虐待の犯人につかまっているかもしれない。それを本人は知らないまま、ニュースでかわいそう、犯人許せない、と言っているかもしれない。

ペットを飼いたい人がいるから、悪質繁殖も増え、殺処分も増えているこの悪循環。

生き物が好きだから飼っているのに、結局は、生き物に関わっていない人よりも悪循環に加担しているのかもしれない

 

4巻の小学校のウサギ小屋の話も、リアルな問題でした。生き物のかわいさ・大切な命の飼育管理方法を学ぶためにあるはずなのに・・・。先生方は忙しすぎて・・・。

 

読むことで意識がだいぶ変わりました。知らないでいることの方が残酷な場合もある😿

できればみなさんに読んでいただきたい本です

 

おすすめ本





現在(2019年7月)この4巻まで発売されています。

私は始め1巻だけ読み、少し読みづらいと感じて2巻はしばらく買っていませんでした。

時間のあるときにゆっくり1巻を読み直したところ、知らなかった現実問題がきちんと書かれており、他の問題もすべて知りたくなり2~4巻を一気買いしました。

 

【追記】

2019年10月、最新刊の5巻が発売されました。

しっぽの声

最新刊では、ついに私の飼っている「エキゾチックアニマル」の話も出てきて、ドキッとする内容がありました。

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