飼い主の後悔 - フトアゴヒゲトカゲの病気

フトアゴヒゲトカゲ
フトアゴヒゲトカゲのめすっち様
フトアゴヒゲトカゲ

こんにちは、イナです。今回は悲しい話です。フトアゴヒゲトカゲの病気についてです。フトアゴヒゲトカゲの「めすっち様」が、病気になってしまいました。

症状は、「グエ」と吐きそうな動きをすること(実際は何も吐きません)。「ガー」と喉を鳴らす音のときもあったり、たまに口をくちゃくちゃしたり、大きなため息のような感じで肺をふくらましたりするときもありました。ひどいときは「グェー」と体を前後に揺らして、のどから何かを出そうとしているような動きをして辛そうでした。

初めて症状を見た日は、何か誤飲したんだ!吐きたいのに出てこないんだと思いました。しかし誤飲させるものは置いてなかったと思い直し、次に、外の虫を食べたからだ!と思いました。

8月末のこの頃、ベランダではたくさんトンボが飛んでおり、めすっち様は床に止まったトンボをたまに捕食していました。まるで猫のように伏してソロリソロリと近づき、一気に捕まえていた姿に、フトアゴヒゲトカゲもこんな動きするんだと驚いたものです。(先に飼っていた、のんびり屋の「おすっち様」は一切やらなかったので、初めて見たのです。)

症状は次の日も続き、夜に何度もグェーっと吐きそうな音を出したので、慌ててめすっち様を買ったペットショップに聞きました。たくさんのフトアゴヒゲトカゲを扱っているあのペットショップなら経験が豊富で同じような症状も見たことがあるかもしれない。そう思ったのです。

しかしお答えは「実際にそのコを見ていないので憶測でものを言うことはできない。うちの近くにある●●動物病院を紹介します。爬虫類も多く扱っている病院なのでおすすめです。」といった内容でした。

個人的な意見でいいから聞きたかったので連絡したのですが、でも、しょうがない、おっしゃるとおりだ、ペットショップは獣医ではないのだから答える方が無責任なのかもしれない、と納得しました。

その後自分で本とネットを調べ、まず誤飲やトンボのせいや、卵詰まりでもない、ということがわかりました。なぜなら、めすっち様の症状として、食欲は変わらずとてもあることと、便も快便であったからです。

誤飲や卵詰まりなら食欲がなくなるはずです。トンボが原因ならお腹を壊すはずでした。

「トカゲのゲップはよくない」という記載も多く見ましたが、ゲップとは言えない音でした。

ネットで「フトアゴヒゲトカゲ 吐きそうな仕草」と検索したところ、同じ症状の方が数名いらっしゃいました。私にとってこれら皆様の経験談が一番有益な情報となりました。(私も今回の記事がいつかどなたかの役に立てるようにという思いで書いております。)

結果としておそらく、呼吸器系の疾患や風邪をこじらせての肺炎のような症状に近いようでした。

その経験談では、病院に連れて行き薬をもらって1週間飲ませても症状が良くならず、もう一度行ったけど同じだった、とか病院でいろいろな体勢をさせられ力尽きてしまったり、病院への移動の車中で体力消耗してしまったり、病院直後に亡くなってしまった方のお話などなどございました。

やはり、病院に行くのであれば経験豊富な先生のところに行かなければ意味がない。意味がないどころか最悪の事態になることもある。ただ移動や診察で振り回し怖がらせたり、治せるか確証のない注射や薬を飲ませることは避けたい、と思いました。

しかし先程のペットショップおすすめの動物病院は、我が家から車で片道4~5時間もかかるところにあります。往復+診察で10時間以上もめすっち様は耐えうるのだろうか・・・・。

そして私は決めました。病院には行かず自然治癒に全力を注ごう、と。ネットでの皆様の経験談があったから、病院に行くことが決して良いことではないと思ったのです。

この決断に対して飼い主は少しも後悔していません。

めすっち様に風邪をひかせてしまった、それが一番の後悔です。とても元気で好奇心旺盛で健康体そのものだっためすっち様が病気になってしまった事、それは100%飼い主のせいだからです。

きっと原因は8月末頃、残暑が厳しくまだまだ暑いと油断し、めすっち様をベランダからケージに戻す時間が遅れたことだと考えています。残暑といえど、8月中旬を過ぎると風が冷たくなりますから・・・。冷たい空気を吸ってしまい、更に夏は夜もヒーターをつけていませんから、冷たいまま夜を越して発症してしまったのだと思っています。

自然治癒のために、改めてしっかり紫外線と夜の暖め対策・野菜とカルシウムを心掛けました。水分補給に「人間の赤ちゃんイオン水がよい」とネットで見てはあげてみましたが、一度3滴ほど飲んだことがあるだけであとは飲みませんでした。

 

そうして、めすっち様は、初めて「グェ」をしてから1年2か月も生きてくれました。グエ以外は元気に元気に生き、なんと卵まで産んでくれました。

卵を産んだあとも元気に毎日野菜を食べ、毎日プリッと健康な便をしていました。

忘れもしない2018年11月の初雪の日、めすっち様は天国に旅立ちました。前日も変わらず快食・快便・快眠だったので、本当にそれは突然に見えました。

いつも通り「おやすみ」と眠ったままの体勢でした。顔も眠ったまま、目も口も閉じた穏やかな顔です。だから横っ腹の部分をじーっと見ました。実は呼吸するんじゃないかと。しかしお腹が動くことはありませんでした。

眠ったまま天国へ行くなんて。

飼い主は、病気の症状を見たあの日から、めすっち様は老衰ではなく苦しんでしまう、その姿を見なければならないと覚悟していました。しかしそういう思いをしないようにしてくれたなんて。

初雪といえど寝床はヒーターで温度が保たれているので、

まるでめすっち様は野生の勘で冬の始まりを感じ、長い冬は越えられないと、そっと命の電源をおとしたように見えました。

めすっち様ありがとう、ごめんね

 

 

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